最近暑い日対策として、手持ち扇風機が出回ってます。中には、中心に金属がついていて、なぜかひんやりします。しかもいつまでも冷たい。なぜ?これはペルチェ効果という現象を活用しているんです。

■ ペルチェ効果とは?
ペルチェ効果とは、
電気を流すと、一方が冷たくなり、もう一方が熱くなるという現象です。
■ どういう仕組み?
2種類の異なる金属や半導体をくっつけて電流を流すと、
電気が電子を動かしながら、熱も一緒に運びます。
その結果…
- 一方の接合部 → 熱を吸収して冷たくなる(冷却)
- もう一方の接合部 → 熱を放出して熱くなる(加熱)

■ どんなところで使われてる?
- 小型冷蔵庫
- ワインセラー
- ノートパソコンの冷却装置
- カメラのセンサー冷却
→ 冷媒(フロンなど)を使わないので環境にやさしい!

■ まとめ
- 電気を流すと冷たくなる仕組み=ペルチェ効果
- 熱の移動を電気でコントロールできる
- 小型で静かな冷却装置に使われている
面白いですね。これを活用してるんです。だから冷たい効果がずーと続くんです。でも、難点は効率が悪いんです。電気使う割にそれに見合った冷たさがでないんです。最近は改良されていますが、まだまだですね。